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尹 煕倉「瀬戸内-21」(撮影:木奥惠三)

大切なことは特別なものよりも、
むしろありふれた日常的なもののなかにあって、
日々、私たちを大きなところで支えている。
ありふれた砂でその場所の大切な何かを
映すことができないものかと思う。

尹 煕倉(美術家)

尹 煕倉さんの絵画「Setouchi」は、
まるで自分の居場所を示してくれる道しるべのような存在。
客船「guntû」にとって、
そして私にとってかけがえのない存在なのです。

堀部安嗣(建築家、客船「guntû」設計者)

「guntû」(撮影:Tetsuya Ito)©guntû

『尹 煕倉 Sand River Work –瀬戸内 guntûのために』

出版記念トーク

冊子『尹 煕倉 Sand River Work ―瀬戸内 guntûのために』の出版を記念して、東京と大阪でトークを開きます。本書は美術家の尹 煕倉さんが、瀬戸内海をめぐる客船「guntû」のために描き下ろし、船内に取りつけた絵画「Setouchi」をまとめたものです。尹さんはこのプロジェクトのために瀬戸内を旅し、各地で集めた砂でオリジナルの顔料をつくり、瀬戸内の「もうひとつの風景」を表しました。その制作過程や全23点の作品写真に、尹さんと「guntû」を設計した建築家の堀部安嗣さんのエッセイも収録しています。
東京のトークではこのお二人と、彼らの仕事を見守ってきた建築史家の松隈洋さんを司会に迎え、瀬戸内の自然と風土をどのように受けとめたのか、自作を通して語っていただきます。大阪では、尹さんがこの街で初めて作品を展示した和菓子店で彼のトークを開き、絵画「Setouchi」に因んだ特製和菓子をお召しあがりいただきます。

東京

対談:絵画「Setouchi」と客船「guntû」をめぐって

話し手:

尹 煕倉(美術家、多摩美術大学教授)
堀部安嗣(建築家、京都造形芸術大学大学院教授)

司会:

松隈 洋(建築史家、京都工芸繊維大学教授)

日時:

2019年4月13日(土)19:15〜21:00

会場:

南洋堂書店

千代田区神田神保町1-21 (→Google Map

TEL: 03-3291-1338

会費:

3,000円
(冊子『尹 煕倉 Sand River Work –瀬戸内 guntûのために』つき)

定員:

20名(要予約、申込多数の場合は抽選)

申込期間:

2019年3月18日より3月31日まで
(抽選結果は4/5までにメールでお知らせします)
締め切りました

問合せ先:

morisakura@nifty.com (森 桜)

主催:

SRWSプロジェクトチーム

協力:

堀部安嗣建築設計事務所、南洋堂書店、木村幸央、森 桜

大阪

トーク:絵画「Setouchi」について

話し手:

尹 煕倉(美術家、多摩美術大学教授)

日時:

2019年4月19日(金)19:15〜21:00

会場:

餅匠しづく新町店

大阪市西区新町1-17-17 (→Google Map

TEL: 06-6536-0805

会費:

3,000円
(冊子『尹 煕倉 Sand River Work –瀬戸内 guntûのために』、特製和菓子、お茶つき)

定員:

30名(要予約、申込多数の場合は抽選)

申込期間:

2019年3月18日より3月31日まで
(抽選結果は4/5までにメールでお知らせします)
締め切りました

問合せ先:

morisakura@nifty.com (森 桜)

主催:

餅匠しづく、SRWSプロジェクトチーム

協力:

柳々堂、木村幸央、森 桜

尹 煕倉が瀬戸内海で集めた砂でつくった顔料

「その場所にしかないものを材料にして描くことで、身体が感受した風土と文化を、ささやかながらも讃えたい」と尹さんは本書に記しています。 そんな彼の意をくむように、装幀を手がけたグラフィック・デザイナーの木村幸央さんは、砂のような肌触りの紙を選び、光にかざすとほのかに瀬戸内海が浮かびあがってくるカバーをデザインして冊子を包みました。 本書はガンツウ船内の客室やライブラリーでごらんになれますが、下記の書店でもお求めいただけます。

書名:

尹 煕倉 Sand River Work –瀬戸内 guntûのために

発行日:

2019年1月31日

仕様:

A5判、52p、限定1200部、和英併記

文章:

尹 煕倉、堀部安嗣

写真:

小寺克彦ほか

編集:

森 桜

編集協力:

深澤千絵

デザイン:

木村幸央

印刷:

サンエムカラー

発行:

SRWSプロジェクトチーム

発売:

柳々堂

定価:

2,000円(税別)

販売:

南洋堂書店(神保町)
Bookshop TOTO(乃木坂)
GA gallery Bookshop(千駄ヶ谷)
代官山 蔦屋書店(代官山)
本屋B&B(下北沢)
ひねもすのたり(阿佐ヶ谷)
本屋 Title(荻窪)
たらば書房(鎌倉)
NOHARA BOOKS(静岡)
奥山銘木店(三重)
栞日(松本)
北書店(新潟)
イヴェールボスケ(加賀)
MEDIA SHOP(京都)
かみ添(京都)
京都岡崎 蔦屋書店(京都)
誠光社(京都)
大喜書店(京都)
恵文社一乗寺店(京都)
柳々堂(大阪)
Calo Bookshop & Café(大阪)
BOOK OF DAYS(大阪)
餅匠しづく(大阪)
SI-HIRAI(大阪)
Storage Books(神戸)
岡山県立美術館ミュージアムショップKENBI Cifaka
451BOOKS(岡山)
紙片(尾道)
READAN DEAT(広島)
DOOR BOOK STORE(松江)
BOOK MARUTE(高松)
本屋ルヌガンガ(高松)ほか。

「尹 煕倉 Sand River Work ―瀬戸内 guntûのために」(制作:テレビマンユニオン)

略歴


撮影:小寺克彦

尹 煕倉(ゆん ひちゃん)

美術家、多摩美術大学教授

1963年兵庫県生まれ。1986年東京造形大学造形学部デザイン学科卒業。1988年多摩美術大学大学院美術研究科修了。1995年文化庁芸術家在外研修制度でイギリスに滞在。2010年文化庁新進芸術家海外研修制度特別研修により大英博物館で調査・研究。主な個展に1997 年「そこに在るもの」静岡県立美術館、2002年「じぶんの土」世界のタイル博物館(愛知)、2012年「『ある』の風景」ギャラリー小柳(東京)、2013年「一抹」ギャラリーキャプション(岐阜)、2017年「Setouchi」多摩美術大学八王子キャンパス・工芸学科ギャラリー(東京)、2018年「鴨川 京都」現代美術艸居(京都)。主なグループ展に2002 年「第4回光州ビエンナーレ」(韓国)、2005 年「アルス・ノーヴァ」東京都現代美術館、2006年「素景」資生堂ギャラリー(東京)、2009年「余白の美」静岡県立美術館、2011年「新・陶・宣言」豊田市美術館(愛知)、2017年「単色のリズム 韓国の抽象」東京オペラシティアートギャラリー。主なパブリック・プロジェクトに兵庫大学健康科学部、静岡県立静岡がんセンター、愛知製鋼「聚楽亭」(愛知)、「KEYAKI GARDEN」(東京)など。

http://www.yoonheechang.com/

堀部安嗣(ほりべ やすし)

建築家、京都造形芸術大学大学院教授

1967年神奈川県生まれ。1990年筑波大学芸術専門学群環境デザインコース卒業。1991-94年益子義弘に師事。1994年堀部安嗣建築設計事務所設立。25年間に100超の住宅や店舗等を設計。2002年第18回吉岡賞、2016年日本建築学会賞(作品)受賞。見学できる作品に「ある町医者の記念館」(鹿児島)、「ひねもすのたり」(東京/阿佐ヶ谷)、「屋久島メッセンジャー」(鹿児島)、「イヴェールボスケ」(石川/加賀)、「竹林寺納骨堂」(高知)、「鎌倉山集会所」(神奈川)など。著書に『書庫を建てる』(新潮社)、『堀部安嗣作品集』(平凡社)、『堀部安嗣 建築を気持ちで考える』(TOTO出版)、『小さな五角形の家』(学芸出版社)など。

http://horibe-aa.jp

撮影:北澤一朗

松隈 洋(まつくま ひろし)

建築史家、京都工芸繊維大学教授

1957年兵庫県生まれ。1980年京都大学工学部建築学科卒業後、前川國男建築設計事務所に入所。2000年京都工芸繊維大学助教授、2008年同教授。博士(工学)。DOCOMOMO Japan前代表、文化庁国立近現代建築資料館運営委員。著書に『ルイス・カーン ―構築への意志』(丸善)、『近代建築を記憶する』(建築資料研究社)、『坂倉準三とはだれか』(王国社)、『残すべき建築−モダニズム建築は何を求めたのか』(誠文堂新光社)、『モダニズム建築紀行』(六耀社)、『ル・コルビュジエから遠く離れて ―日本の20世紀建築遺産』(みすず書房)、『建築の前夜―前川國男論』(みすず書房)など。

尹 煕倉のための「在る餅」2010年(撮影:齋藤さだむ)

餅匠しづく

1940年頃に創業した大阪岸和田の和菓子店。無農薬無添加の餅米と先代から受け継いだ埋め込み式機械による餅つきに定評がある。フランボワーズ大福、くるみ餅などが人気。店主の石田嘉宏は現代美術への造詣が深く、尹 煕倉、河口龍夫、杉本博司、名和晃平などの作品を所蔵。アーティストの作品に因んだ特製和菓子も多く手がける。新町店、本店の久米田店ともに内装は柳原照弘の設計。

http://nichigetsumochi.jp

木村幸央(きむら ゆきお)

グラフィックデザイナー

1979年奈良県生まれ。2006年京都工芸繊維大学大学院修士課程修了。ドローイングアンドマニュアル有限会社、同大学美術工芸資料館を経て、2015年に独立。主な仕事として「『かみ添』の仕事展 聴竹居に唐紙をそえる」、「生誕100周年記念建築作品展 増田友也」、「生活空間の詩(うた)/建築家・吉村順三展」(*美術工芸資料館時代)の展覧会のグラフィックデザイン、「アートと地域づくりの社会学」(昭和堂)、「堀部安嗣 小さな五角形の家 全図面と設計の現場」(学芸出版社)のブックデザイン、堀部安嗣建築設計事務所のwebデザインなどを手がける。

https://yukiokimura.com

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